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親子の愛絵本「ちいさいパピーちゃんはどこにいる」、2・3・4歳児向き、解説:西本鶏介先生、 [パピーちゃん絵本]

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解説:西本鶏介先生(昭和女子大学名誉教授・評論家・作家)
監修:村田耕一 / 作絵:五十野惇Family / 発行:株式会社メイト /  定価(1冊)776円+税 揃価定価(全12冊)9,312円+税 / 創刊1987年

★☆★  / テーマ・親子の愛
楽しい語りかけを通して、自分が父と母の宝物であることを知ることで、父も母もまたかけがえのない人であることを知るお話。

♪  ちいさいパピーちゃん(声・貴家堂子)と小鳩くるみさんの対話、それから童謡「こいのぼり」も合わせて楽しめます。内容 4分32秒 、CM 00秒
https://www.youtube.com/watch?v=kdTwbYGY53Q

♪ 絵本「ちいさいパピーちゃんはどこにいる」は、YouTube読み聞かせでご覧になれます。内容 8分41秒 、CM 00秒
https://www.youtube.com/watch?v=3FZhh5c93TA

♪ YouTube、絵本「ちいさいパピーちゃんはどこにいる」は、アニメでご覧になれます。2分58秒
https://www.youtube.com/watch?v=3WbzXZa6UHU&t=5s

★☆★  解説:西本鶏介先生(昭和女子大学名誉教授・評論家・作家)

自分の存在を主張したくなる気待ちと、それを確認してもらえることの喜び。幼児の自我の成長をあざやかに描いたお話です。

 「パピーちゃんは どこに いるの」。かわいい問 いかけであっても真剣な問いかけ。パパとママはやさしく答えてあげます。「パピーちゃんは おへやの なかに いる」「それから おうちの なかに いる」パピーちゃんの心はうれしくなって広い世界へと 飛び出していきます。村から国、地球、そして宇宙 へと。パピーちゃんは全宇宙の中のほんのちっぼけな存在。小さな小さないのち。

  でも、パピーちゃん は パパやママにとって、なによりも大切な存在なのです。電車にのって遠くへ行っても、お船にのって遠くへ行っても飛行機にのって遠くへ行っても、ちゃんとパパとママの心の中にいます。いまより もっともっと大きくなっても、やっぱり、パパとママの心の中にいます。

 幼児への楽しい語りかけを通して、いのちあるものの尊さとそれへの愛の深さを、しみじみと語りかけてくれます。人も自然もそしてすべての生き物がひとつ一つになって生きることのすばらしさ。全宇宙の微塵となってお互いの幸せを願う、そんな哲学までも 感じさせてくれます。

 それを親子の愛のつながりによって、象徴させたところに、このお話のすばらしさがあります。自分がパパとママの宝物であること を自覚することで、パパとママも、また、かけがえのない人であることを知るのです。

★☆★ 「ちいさいパピーちゃん絵本」は全12冊、それからCD・1巻。すべてホームページでご覧になれます。
(^^♪ ホームページ  http://www5a.biglobe.ne.jp/~pappy/

★☆★  投稿者 / 五十野惇
元NHKおかあさんといっしょディレクター/元聖徳大学・東京家政学院大学教授
Email   pappy@mvh.biglobe.ne.jp
ホームページ  http://www5a.biglobe.ne.jp/~pappy/

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